Q.
「この資料は担当者によって作成され、上司によって確認され、関係者に共有されました。」という受動態が続く文を、読み手に分かりやすく直す方針として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。受動態が続くと動作の主体(誰が)が後ろに回り、読みにくくなります。動作の主体を主語に立てて能動態にし、「担当者が作成し、上司が確認し、関係者に共有しました」とすると、誰が何をしたかが順に明確になります。能動態は主体をはっきりさせる簡潔化の基本です。
ポイント
この問題の核心は「受動態の連鎖を能動態で主体を立てる」点にあります。受動態のまま長くする(A)と主体が埋もれます。主体を省く(B)や伏せる(D)と、誰がやったか分からなくなります。「誰が」を主語に出して言い切るのが、明確で簡潔な書き方です。
ワンポイントアドバイス
「〜され」「〜られ」が続く文を見つけたら、「誰がやったのか」を主語に立て直してみましょう。能動態にすると、行為者と動作の対応がはっきりします。ただし主体を意図的にぼかしたい場面もあるので、伝えたいのが「誰が」なら能動態を選ぶ、と覚えておくと使い分けられます。
解説詳細
能動態は動作の主体を主語に立てる
受動態(〜される)が続くと、動作の主体が「〜によって」と後ろに回り、誰が何をしたのかを読み取る負担が増えます。能動態に直すと、動作の主体を主語に立て、「担当者が作成し、上司が確認し、関係者に共有しました」のように、行為者と動作が順序よく対応します。誰が何をしたかを伝えたい場面では、能動態のほうが明確で簡潔です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aは受動態のまま長くつなげる方針で、主体が埋もれた読みにくさが解消されません。Bの「主語をすべて省く」は、誰が何をしたかが分からなくなります。Dの「動作の主体をすべて伏せる」も、行為者が読み取れない点で同じ問題を残します。主体を主語に立て能動態にするCが、最も分かりやすい直し方です。