Q.
原文「申込にはA・B・Cの3点が必要です。」を要約するとき、要約として不適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。並列で挙げられた必要項目の一部(B・C)を勝手に落とすと、必要なものが抜けて読み手が手続きに失敗します。要約で短くしてよいのは説明や修飾で、列挙された要点そのものを欠落させてはいけません。
ポイント
要約の禁則の一つは「並列要素の一部を勝手に落とさない」ことです。とくに「必要なもの」「手順」のような網羅性が命の列挙は、数を保つのが核心です。長いから減らそう、と並列項目に手を付ける、というのがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
「必要なもの」「手順」「条件」の列挙は、要約しても項目の数を必ず数え合わせてみましょう。減らしてよいのは各項目の説明で、項目そのものではありません。どうしても短くしたいときは、項目名を短い語に置き換えると、漏らさず縮められて効果的です。
解説詳細
要約の禁則:列挙を落とさない
要約では、並列で挙げられた要点の数を保つ必要があります。とくに「必要な3点」のような網羅性が重要な列挙では、一部を落とすと意味が変わってしまいます。Bは必要な3点のうちBとCを省いており、必要なものが欠落しています。
なぜ他の選択肢が許されるのか
Aは3点をすべて残しつつ表現を短くしています。Cは「3点(A・B・C)」とまとめ表現を使っていますが、内訳を保っています。Dは語順を整えただけで、A・B・Cの3つを欠かさず示しています。これら3つは網羅性を保っていますが、項目を落としたBだけが不適切です。