Q.
顧客を「新規顧客」「既存顧客」に分ける分け方は MECE(漏れなく・ダブりなく)の考え方に沿っている。次の分け方のうち、MECE が崩れている例として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。「男性」と「会社員」は、男性の会社員のように両方に当てはまる人がいて重複し(ダブり)、女性の自営業者のようにどちらにも入らない人がいて漏れます。MECE は漏れなく・ダブりなく分けることなので、Dは両方の点で崩れています。
ポイント
MECE は「漏れなく(網羅)・ダブりなく(重複なし)」の二条件です。分け方の軸が一つに揃っているか、という点が核心です。性別と職業のように違う軸を混ぜると、重複と漏れが同時に起きる、というのがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
分類を作ったら、「どの項目にも入らないものはないか(漏れ)」「二つに入るものはないか(ダブり)」を順に確かめてみましょう。軸が一つに揃っているかを見るのが近道です。迷ったら「それ以外」を1つ置くと、漏れを防げて効果的です。
解説詳細
MECEの二条件
MECE は、漏れなく(全体を覆う)・ダブりなく(重複しない)分けることです。分類の軸が一つに統一されていれば、自然と漏れもダブりもなくなります。
なぜDが崩れているのか
Dは「男性」という性別の軸と「会社員」という職業の軸を混ぜています。そのため、男性の会社員は両方に該当して重複し、女性で会社員でない人はどちらにも入らず漏れます。軸が二つ混ざっているのが原因です。
なぜ他の選択肢は MECE なのか
Aは雇用形態という一つの軸で、正社員か非正社員かのどちらかに必ず入り重複もありません。Bは月という一つの軸で、12か月を前半と後半に漏れなく二分しています。Cは「三角形」「四角形」「それ以外」と、最後に「それ以外」を置くことで漏れをなくしており、重複もありません。いずれも軸が一つで MECE です。