Q.
「すべての鳥は空を飛べる。ペンギンは鳥である。」という二つの文だけから論理的に導ける結論はどれか。なお、二つの文が正しいと仮定して考えること。
解説まとめ
正解は A です。「すべての鳥は飛べる」「ペンギンは鳥である」という二つを正しいと仮定すれば、ペンギンは鳥なので飛べる、という結論が導けます。これは前提が正しいときに結論が必ず従う、という論理のつながりを問うています。前提の真偽ではなく、つながり方を確かめる問題です。
ポイント
核心は「前提が正しいと仮定したとき、何が必ず言えるか」を切り分ける点です。実際にはペンギンは飛べませんが、ここで問われているのは前提からの導き方です。事実の知識と、論理のつながりを混同しないことが大切です。
ワンポイントアドバイス
論理の問題では、前提を「いったん正しいと受け入れて」結論を追ってみましょう。自分の知っている事実をいったん横に置くと、文どうしのつながりだけを冷静に追えます。前提と結論を分けて考える練習が、論理を追う力を鍛えます。
解説詳細
前提を仮定すれば結論は必ず従う
この問題は「すべての鳥は空を飛べる」「ペンギンは鳥である」という二つの前提を正しいと仮定したうえで、何が導けるかを問うています。前提どおりなら、ペンギンは鳥であり、鳥はすべて飛べるので、ペンギンは飛べる、という結論が必然的に従います。前提から結論が必ず導かれるこの関係に当てはまるのはAです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「ペンギンは鳥ではない」は、二つ目の前提と正面から矛盾します。Cの「飛べる生き物はすべて鳥」は、前提を逆向きにしたもので、与えられた文からは導けません。Dの「飛べない鳥もいる」は、一つ目の前提(すべての鳥は飛べる)と矛盾する内容で、前提からは出てきません。よって、前提から論理的に導けるのはAです。