Q.
文章を要約するとき、原則として最初に削ってよい部分はどれか。
解説まとめ
正解は C です。要約では、中心的な主張やその核心的な根拠は残し、それを補うために添えられた個々の具体例の細部から先に削っていきます。具体例はわかりやすさのための補強であり、なくても主張の筋は通るからです。削る順番は「枝葉から」と覚えてください。
ポイント
核心は「主張・核心的な根拠は残し、補強の細部を削る」という優先順位です。中心的な主張(A)や結論(B)、最も重要な理由(D)を削ると、文章の骨が崩れてしまいます。残す価値の高い順に守る、と考えましょう。
ワンポイントアドバイス
要約で迷ったら、「この部分を消しても主張は伝わるか」と一つずつ確かめてみましょう。消しても筋が通る具体例の細部から削ると、要点を保ったまま短くできます。逆に、消すと意味が崩れる部分は中心なので残します。
解説詳細
まず削るのは具体例の細部
要約は短くする作業ですが、何でも削ってよいわけではありません。文章の中心的な主張と、それを成り立たせる核心的な根拠は残す必要があります。一方で、主張を補強するために添えられた個々の具体例の細部は、なくても筋が通るため、最初に削る対象になります。だから正解はCです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「中心的な主張」は要約で最も残すべき核であり、削れば文章の意味が失われます。Bの「結論となる最終的な言い分」も主張に直結する重要部分で、削るべきではありません。Dの「最も重要な理由」は主張を支える柱であり、これを落とすと主張の説得力が崩れます。よって、削ってよいのは具体例の細部であるCです。