Q.
論点を整理するうえで大切な「事実と意見の分離」について、正しく説明しているものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。事実と意見の分離とは、誰が見ても確認できる「事実」と、人の判断である「意見」を分けて扱うことです。両者を混ぜると、ある人の意見が事実のように扱われ、議論がゆがみます。まず事実を押さえ、その上で意見を交わすと、論点が整理されます。
ポイント
ここでの核心は「事実と意見を別物として扱う」ことです。声の大小(B)・すべて事実扱い(C)・意見だけ(D)は、いずれも区別を放棄しています。意見を事実と取り違えないことが、論点整理の土台になります。
ワンポイントアドバイス
議論が噛み合わないと感じたら、「今出ているのは事実か、意見か」を仕分けてみましょう。事実を先にそろえてから意見を交わすと、「そもそも何が起きているか」で食い違っていたことに気づけます。事実と意見を分ける一手間が、議論の土台を安定させます。
解説詳細
事実と意見を分けて扱う
事実は確認できる出来事、意見は人の判断や評価です。両者を分けて扱うと、「何が起きているか(事実)」と「それをどう考えるか(意見)」を別々に検討でき、議論が整理されます。混同すると、ある人の意見が前提として独り歩きします。Aがこの説明にあたります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「声の大きい人の意見を優先」は、事実の検証を放棄し、力関係で結論を決めてしまいます。Cの「意見をすべて事実とみなす」は、判断と出来事を混同しています。Dの「事実を省いて意見だけで結論」は、根拠のない議論になります。いずれも分離の考え方に反するため、正しいのはAです。