Q.
相手の考えを引き出したい場面で避けるべき「誘導質問」に当たるものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。誘導質問とは、質問者が望む答えをあらかじめ含ませ、相手が「はい」と言いやすいように仕向ける問いです。「やっぱりこの案がいいですよね?」は、賛同をうながす形になっており、相手の自由な意見を狭めます。深掘りの場面では避けるべき問いです。
ポイント
誘導質問の見分け方は「答えが先に用意されているか」です。賛同を促す(A)形は誘導で、気になる点を聞く(B)・選択肢を問う(C)・影響を尋ねる(D)は、相手に考えてもらう開かれた問いです。無意識に同意を求めていないか、と自分の問いを点検しましょう。
ワンポイントアドバイス
「〜ですよね?」「やっぱり〜でしょう?」と言いそうになったら、それは誘導のサインです。「この案についてどう思いますか」と、答えを相手にゆだねる開いた形で聞き直してみましょう。自分の希望を質問に混ぜないだけで、相手の本音が出やすくなります。
解説詳細
誘導質問は答えを仕込む問い
誘導質問は、質問の中に質問者の望む結論を忍ばせ、相手が同意しやすいように仕向けます。「やっぱりこの案がいいですよね?」は、相手が反対を言いにくい空気をつくり、本当の意見を隠してしまいます。引き出したい場面では、こうした問いを避けます。Aが誘導質問です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「気になっている点はありますか」は、相手の懸念を自由に話してもらう問いです。Cの「どんな選択肢が考えられますか」は、考えを広げる開かれた問いです。Dの「どんな影響が出そうですか」も、相手に検討を促す問いで、答えを仕込んでいません。いずれも誘導ではないため、避けるべきはAです。