Q.
深掘りの場面で「事実」と「解釈」を切り分けることが大切とされる。次のうち「事実」にあたるものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。事実とは、誰が見ても確認できる出来事のことです。「見積もりの提出が3日遅れた」は、実際に起きた検証可能な出来事なので事実です。一方で「軽く見ている」「取れないだろう」「やる気がない」は、話し手の推測や評価であり、解釈にあたります。
ポイント
事実と解釈の見分け方は「確認できるかどうか」です。観察できる出来事は事実、人の判断・推測・決めつけは解釈、と分けます。解釈を事実だと思い込むと、深掘りの方向を誤る、というのがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
相手の話を聞くとき、頭の中で「これは事実か、その人の解釈か」とラベルを貼ってみましょう。「軽く見ている」と言われたら「そう感じた具体的な出来事は?」と事実に降ろせます。事実と解釈を分けると、思い込みのまま話が進むのを防げます。
解説詳細
事実は確認できる出来事
事実とは、誰が確認しても同じになる、観察可能な出来事を指します。「先週の打ち合わせで提出が3日遅れた」は、起きたことを述べており検証できるため事実です。深掘りでは、まずこうした事実を押さえ、そこから理由や背景へ降りていきます。Dが事実にあたります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「軽く見ているに違いない」、Bの「契約は取れないだろう」、Cの「やる気がないので無駄」は、いずれも話し手の推測・予測・決めつけであり、確認できる出来事ではありません。これらは解釈であって事実ではないため、事実として適切なのはDだけです。