Q.
ある工程に材料を1,000個投入したところ、良品が920個できた。このときの「歩留まり」は何%か。
解説まとめ
正解は B です。歩留まりは「良品数 ÷ 投入数 ×100」で求めます。920 ÷ 1,000 × 100 = 92%です。投入したうちどれだけが良品として取れたかを示す指標で、高いほどムダなく作れていることになります。残りの8%は不良などで失われた分です。
ポイント
歩留まりは「投入に対する良品の割合」であり、分母は投入数(または使った原材料)である点が核心です。良品数を不良数で割ったり、分母を取り違えたりすると値がずれます。100%を超えることは通常なく、超える答えが出たら計算の向きを間違えている、と気づけるようにしておきましょう。
ワンポイントアドバイス
歩留まりを計算するときは、まず「分母は投入、分子は良品」と口に出して確認してみましょう。歩留まりが低い工程は、材料や工数のムダがそのままコスト増につながります。低い工程を見つけたら、不良の出どころを特性要因図などで掘り下げるのが効果的です。
解説詳細
歩留まりの計算
歩留まりは、投入した量に対して良品がどれだけ得られたかを表す指標で、「良品数 ÷ 投入数 ×100(%)」で計算します。本問では投入1,000個・良品920個なので、920 ÷ 1,000 ×100 = 92%となります。歩留まりが高いほど、同じ投入から多くの良品が取れており、材料費・労務費のムダが少ない状態だといえます。
他の選択肢が誤りである理由
A の8%は、失われた分(不良など)の割合であって、良品の割合である歩留まりではありません。C の108%は、計算の分子と分母を逆にしたり足し引きを誤ったときに出る値で、歩留まりが100%を超えることは通常ありません。D の80%は、920ではなく別の数で割った場合などの誤りで、本問の数値とは一致しません。920 ÷ 1,000 で求まる92%が正解です。