Q.
相手が納得しやすい課題提起にするための工夫として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。課題提起は、相手も確認できる事実やヒアリングで聞いた内容を根拠にすると「確かにそうだ」と納得されます。提案者の主観の言い切りや、専門用語での難解化、課題の無秩序な羅列は、かえって納得を遠ざけます。合意できる事実に裏づけられた課題が、説得の土台になります。
ポイント
納得される課題提起は「相手が反論できない事実」から出発します。提案者の意見ではなく、相手自身のデータや発言を引くと、課題が客観的なものとして受け取られます。事実 → 課題、という順序を意識しましょう。
ワンポイントアドバイス
課題を書く前に、ヒアリングで相手が口にした言葉や、相手から共有された数字をメモしておきましょう。それを課題提起の根拠として引用すると、相手は「自分が言ったこと」として受け止め、納得しやすくなります。
解説詳細
事実起点が納得を生む理由
人は、自分が確認できる事実から導かれた結論を受け入れやすい性質があります。だから課題提起では、相手も知っている事実・相手から聞いた話を根拠に置きます。「先日のヒアリングで〇〇とおっしゃっていました。ここから△△という課題が見えます」という形なら、相手は反論しづらく、課題に合意します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの主観的な言い切りは、根拠がないため「あなたの感想では」と受け取られます。Cの専門用語の多用は、理解を妨げて納得を遠ざけ、見栄を張っている印象すら与えます。Dの課題の無秩序な羅列は、何が重要か分からなくなり、相手が論点を見失います。いずれも合意できる事実起点という工夫から外れています。