実行
OODAループ問題集
Q.
OODAループの「意思決定(Decide)」の局面で行うこととして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。意思決定(Decide)は、情勢判断で作った状況の像をもとに、これから取る行動の仮説を一つ選んで決める局面です。複数の選択肢の中から、今の状況に最も適すると考えられる一手を絞り込みます。情報を集めるのは観察、意味づけるのは情勢判断、動くのは行動であり、決めるのが意思決定です。
ポイント
意思決定の核心は、「決めた行動は確定ではなく仮説である」と捉える点にあります。OODAでは、決めた一手も状況が変われば次のループで見直します。完璧な決定を待つのではなく、現時点で最善と思える仮説を選び、行動と観察で検証していく姿勢が問われます。
ワンポイントアドバイス
決断に迷ったら、「これは仮説であり、後で観察して修正できる」と自分に言い聞かせてみましょう。完璧を求めて決定を先延ばしにするより、検証可能な一手を早く決めるほうが、変化に追いつけます。決めた根拠を一行でメモしておくと、後の振り返りで判断の精度を高められます。
解説詳細
正解Dが妥当な理由
意思決定は、情勢判断で得た状況の像にもとづき、取るべき行動の仮説を選び決める局面です。OODAの特徴は、この決定を「確定した正解」ではなく「検証すべき仮説」として扱う点にあります。だからこそ、決定を速く下し、行動と観察を通じて素早く修正していくことが可能になります。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「生の情報を集める」は観察(Observe)、Bの「経験に照らして意味づける」は情勢判断(Orient)、Cの「実行して結果を出す」は行動(Act)の説明です。これらはOODAの他の局面であり、意思決定そのものではありません。意思決定は、集めて意味づけた後に「何をするか」を一つに絞る局面だと整理しておきましょう。