Q.
会議で「合意形成」ができたと言えるのは、どの状態か。
解説まとめ
正解はCです。合意形成とは、関係者が決定内容を理解し、納得して実行に協力できる状態を作ることです。全員の気持ちが完全に一致する必要はなく、決定を受け入れて動ける状態であれば合意は成立します。一人の独断や、議論を尽くさない多数決だけでは、納得が伴わず、実行段階でつまずきます。だから理解と納得が合意の核心です。
ポイント
核心は「合意形成のゴールは、理解・納得して実行に協力できる状態」だということです。全員が同じ気持ちになることや、感情面で一切の不満がなくなることまでは求めません。重要なのは、決定を受け入れて動けるかどうかです。独断や安易な多数決とは区別します。
ワンポイントアドバイス
決定の前に「この内容で進めて、皆さん動けそうですか」と一言確認してみましょう。賛成かどうかだけでなく、「納得して実行できるか」を尋ねるのがポイントです。気になる点が残っていれば、その場で拾い上げておくと、後から「聞いていない」と協力が滞る事態を防げます。
解説詳細
合意形成は「納得して動ける状態」を作ること
会議で何かを決めても、関係者が納得していなければ、実行段階で協力が得られず、決定は形だけになります。合意形成のゴールは、全員の感情を一致させることではなく、決定内容を理解し、納得して実行に協力できる状態を作ることです。多少の不満が残っても、受け入れて動けるなら合意は成立しています。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの最も役職が高い人の独断は、関係者の理解や納得を経ておらず、合意形成とは言えません。Bの全員が完全に同じ気持ちで不満ゼロという状態は、現実にはほぼ起こらず、合意の条件として過剰です。Dの議論を打ち切っての多数決は、少数側の納得が置き去りになりやすく、それだけでは納得を伴う合意とは言えません。いずれも理解・納得して動ける状態とは異なります。