Q.
「飲み物を『コーヒー』と『紅茶』に分けた」。この分け方は MECE のどの条件を満たし、どの条件を欠いているか。最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。「コーヒー」と「紅茶」は互いに重ならないのでダブり(排他性の違反)はありませんが、水やジュースなど他の飲み物が抜けているため漏れ(網羅性の違反)があります。つまり ME(ダブりなし)は満たすが CE(漏れなし)を欠いています。排他的でも全体を覆えていない例です。
ポイント
この問題の核心は、MECE の2条件は独立しており、片方だけを満たす分け方がありうるという点です。ダブりがないからといって、漏れがないとは限らない、と理解しましょう。両方を別々に確認する必要があります。
ワンポイントアドバイス
分類を見たら、「重なっていないか(ダブり)」と「全部入っているか(漏れ)」を別々に2回チェックしてみましょう。一方が合格でも、もう一方が不合格のことがあります。2条件を独立に確認するのが効果的です。
解説詳細
ダブりがない理由
コーヒーと紅茶は別々の飲み物で、ある1杯が同時に両方であることはありません。要素が重複しないため、ME(Mutually Exclusive=ダブりなし)は満たしています。
漏れがある理由
飲み物全体には、水・ジュース・お茶など、コーヒーでも紅茶でもないものが多くあります。それらがどちらの区分にも入らず抜けているため、CE(Collectively Exhaustive=漏れなし)を欠いています。よって正しいのは「ダブりはないが漏れがある」Cです。Aは事実と逆、Bは漏れを見落としており、Dはダブりがないので誤りです。