Q.
物事を MECE に分解するとき、最初に行うべきことは何か。
解説まとめ
正解はCです。MECE に分解するには、まず「何を全体とみなすか」という全体集合を決めることが出発点になります。全体が定まらないと、漏れもダブりも判定できません。全体を固定してから、切り口で分けていきます。
ポイント
この問題が問うのは、分解の順序の起点が「全体集合の定義」だという点です。いきなり区分を作り始めるのではなく、まず対象範囲(母集団)を決めることが、漏れ・ダブりを判定できる前提になります。
ワンポイントアドバイス
分け始める前に、「今、何の全体を分けようとしているのか」を一言で書き出してみましょう。全体がはっきりすれば、漏れているかどうかを後から確認できます。全体を先に言語化する習慣が効果的です。
解説詳細
なぜ全体集合の定義が先か
漏れとは「全体の一部が抜けること」、ダブりとは「全体の中で要素が重なること」です。どちらも「全体」を基準に判定するため、全体が決まっていないと MECE かどうかを判断できません。だから分解は、全体集合を固定するところから始めます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「細かい区分をたくさん作る」は、全体を決める前に手を動かす行為で、粒度過剰や漏れの原因になります。Bの「思いついた順に切り口を足す」は、軸が混ざりダブりを招きます。Dの「各区分の数を均等にする」は、見た目を整えるだけで MECE とは無関係です。これらはいずれも、起点である全体集合の定義より先に行うべきことではありません。