Q.
売上ベースのLTVを「利益ベースのLTV」に近づけたいとき、掛け合わせる要素として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。売上ベースのLTVに粗利率(売上のうち利益が占める割合)を掛けると、利益ベースのLTVに近づきます。売上がそのまま手元に残るわけではないため、利益で見るには利益の割合を反映させる必要があります。顧客数や広告費を掛けるのではありません。
ポイント
核心は「売上ベースと利益ベースの違いは粗利率を掛けるかどうか」という点です。売上は大きくても利益率が低ければ、実際に残る価値は小さくなります。投資判断では売上ベースより利益ベースのほうが実態に近いことを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
LTVを語るときは、「これは売上の話か、利益の話か」を最初に確かめてみましょう。利益ベースで見たいなら、売上LTVに粗利率を掛けるだけで近づけられます。利益率が低い商材ほど、売上と利益のズレが大きくなる点に注意です。
解説詳細
利益ベースは粗利率を掛ける
売上ベースのLTV(単価×頻度×継続期間)は、あくまで売上の累計です。実際に手元に残る利益で見たいときは、これに粗利率(売上に対する利益の割合)を掛けます。例えば粗利率が4割なら、売上ベースのLTVの4割が利益ベースの目安になります。投資判断では、回収できるのは利益なので、利益ベースのほうが実態に合います。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「顧客数」を掛けると1人あたりの指標であるLTVの意味が崩れます。Cの「来店回数」は頻度の話で、すでに基本式に含まれており、利益への変換要素ではありません。Dの「広告費」はコスト側の数字で、売上を利益に変換する役割は持ちません。よって正解はBです。