KGIとKSF(重要成功要因)の関係として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。KSF(重要成功要因。CSFとも呼ばれます)とは、KGIという最終ゴールを達成するうえで決定的に重要となるカギのことです。「ゴールに届くために何が効くのか」を見極めたものがKSFで、それを数値で測れる形にしたものがKPIになります。KSFをKGIの別名としたり、報告書や趣味嗜好と捉えたりするのは誤りです。
ポイント
KGI(ゴール)→ KSF(成功のカギ)→ KPI(測る指標)という3段の流れを押さえるのが核心です。KSFは「何を頑張れば届くのか」という勝ち筋であり、ゴールそのものでも、測る数字そのものでもありません。3者を区別すると、目標を立てるときの考える順序がはっきりします。
ワンポイントアドバイス
目標を立てたら、「このゴールに届くために、最も効くカギ(KSF)は何か」を一つ書き出してみましょう。そのカギを数値で追える形に直すと、自然とKPIになります。ゴール・カギ・指標の順に考えると、いきなり数字を並べるより筋のよい目標管理ができます。
解説詳細
KSFはKGIとどうつながるのか
KSF(Key Success Factor=重要成功要因。CSFとも呼ばれます)とは、KGIという最終ゴールを達成するうえで、決定的に重要となるカギのことです。たとえば「売上高(KGI)」を達成するために、「新規顧客の獲得が勝負を分ける」と見極めたなら、その「新規顧客獲得」がKSFにあたります。そして、このKSFを「新規顧客数」という数値で測れる形に落とし込んだものがKPIになります。つまり順序は、KGI(ゴール)→ KSF(カギ)→ KPI(測る指標)です。だから選択肢Dの「KGI達成の決定的に重要なカギがKSF」が正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Aの「KGIの古い呼び方で違いはない」は誤りで、KGIはゴール、KSFはそのゴールに届くためのカギと、役割がはっきり異なります。選択肢Bの「原因を後から記録する報告書」は、振り返りの記録物の説明であり、これから狙う成功のカギを示すKSFとは正反対の位置づけです。選択肢Cの「個人的な趣味嗜好を表す指標」も、業務上の成功要因とは無関係な誤りです。KSFは「ゴールに届くための勝ち筋」だと覚えておきましょう。