Q.
「問題(事象)」と「課題」の関係として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。「問題」は残業が多い・ミスが多いといった望ましくない事象や現状そのものを指し、「課題」はその問題を解決するために設定する取り組みを指します。問題をそのまま並べるだけでは前に進まず、解決のための課題に置き換える作業が必要です。両者を言い分けられると改善の話が整理されます。
ポイント
問題は「起きていること」、課題は「やるべきこと」という向きの違いが核心です。問題(事象)→ 原因の特定 → 課題(取り組み)という流れで考えると混同しにくくなります。問題の列挙で満足してしまい、課題に翻訳しないのがよくあるつまずきです。
ワンポイントアドバイス
会議で問題が挙がったら、「では、それに対して何に取り組むか」と一言添えてみましょう。事象の指摘を取り組みの提案へ橋渡しする問いかけを習慣にすると、不満の言い合いで終わらず、改善の議論に進めやすくなります。
解説詳細
なぜCが正解か
「問題」と「課題」は日常では混同されがちですが、改善では役割が異なります。問題は望ましくない事象や現状(残業が多い等)を指し、課題はそれを解決するために自ら設定する取り組みです。事象をそのまま放置せず、解決すべき取り組みへと変換するのが課題設定です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「同じ意味」は、両者の向き(起きていること/やるべきこと)の違いを無視しており不適切です。Bの「課題を集めたものが問題」は包含関係が逆で、事実と合いません。Dの「問題は解決できない・課題は必ず解決できる」という区別は、解決可能性で分けるもので標準的な定義ではなく、誤りです。