Q.
改善活動でいう「課題」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。課題とは「あるべき姿(目標)」と「現状」のギャップを埋めるために取り組むべきことを指します。困りごとや不満を並べただけでは課題にはならず、目標と現状の差として整理して初めて課題になります。改善はこの差をはっきりさせるところから始まります。
ポイント
課題は「差(ギャップ)」として表現できる、という点が核心です。「残業が多くて困る」という困りごとを、「定時退社できる状態に対して、現状は平均◯時間超過している」と差で言い換えられると、何に取り組むべきかが見えてきます。困りごとの列挙で止まってしまうのが、つまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
明日、気になることを思いついたら「本来こうあるべき」と「いま実際はこう」を一行ずつ書き出してみましょう。二つを並べて差を確認する習慣をつけると、感情的な不満が取り組むべき課題に変わり、提案の出発点がつくれます。
解説詳細
なぜBが正解か
課題とは、目標として置く「あるべき姿」と、いま現に起きている「現状」との差を指します。この差を埋めるために何をするかが、これから取り組むべき課題になります。差として定義することで、ゴールと出発点がはっきりし、提案や行動につなげやすくなります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「困りごとや不満そのもの」は、課題を考えるきっかけにはなりますが、それ自体は課題ではなく整理前の状態です。Cの「決まった手順を守ること」は通常業務の遂行であり、差を埋める取り組みではありません。Dの「指示された業務を期限内に終える」も与えられた仕事の実行であって、あるべき姿との差を自ら設定したものではないため、改善でいう課題とは異なります。