リーダーシップ
フォロワーシップ問題集
Q.
リーダーの意向に常に無批判に合わせ続ける「順応型(イエスマン)」の支援が招きやすい問題として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。順応型(イエスマン)はリーダーに無批判に合わせ続けるため、リーダーの誤りや見落としが指摘されず、そのまま進んでしまいます。その結果、本来止められたはずのリスクが大きくなりかねません。合わせることが、かえってチームを危うくする場合があるのです。
ポイント
順応型の弊害の核心は「誤りを正す機会が失われる」点にあります。これは判断しすぎ(A)でも競争激化(C)でも仕事の偏り(D)でもありません。無批判な同意は一見すると協力的ですが、チェック機能が働かず、リスクを見逃すという逆の結果を生みます。
ワンポイントアドバイス
リーダーに賛成するときも、「本当にそう思うから賛成しているか」を一度自分に問いかけてみましょう。違和感があるのに合わせているなら、それは順応型に傾いているサインです。賛成も反対も、自分の判断を通したうえで伝える習慣が、チームの健全なチェック機能を保ちます。
解説詳細
無批判な同意がチェックを失わせる
順応型(イエスマン)は、リーダーの意向に逆らわず合わせ続けるため、関与は高くても独立した批判的思考が働いていません。リーダーも人である以上、判断を誤ったり見落としたりすることがあります。それを誰も指摘しないと、誤りが修正されないまま進み、組織が抱えるリスクが大きくなります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「判断しすぎて方針がばらばら」は、むしろ自律が過剰で統制が効かない別の問題で、無批判な同意とは逆の状況です。Cの「競争の激化」は順応の結果として一般に起きるものではありません。Dの「リーダーの仕事が増える」は、任せられない状況の話で、イエスマンであることが直接の原因ではありません。よって正解はBです。