分散投資にはいくつかの種類があります。次のうち「時間分散」にあたるものとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。時間分散とは、一度にまとめて買わずに、購入のタイミングを複数の時期に分けて少しずつ投資する方法です。買う時期を分けることで、高値づかみのリスクを和らげ、平均的な購入価格を平準化できます。これに対し、複数の国に分けるのは地域分散、複数の資産クラスに分けるのは資産分散、複数の銘柄に分けるのは銘柄分散です。分散には「何を分けるか」で複数の軸があります。
ポイント
核心は「分散の軸は資産・銘柄・地域・時間など複数ある」という点です。時間分散だけが「いつ買うか」を分ける手法で、他は「何に分けて持つか」を扱います。それぞれの分散が別の角度からリスクを抑えていることを区別して押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
まとまったお金を一度に投じるのが不安なときは、購入時期を分ける時間分散を取り入れてみましょう。毎月一定額を積み立てる方法は、時間分散を自動的に実践する手段として効果的です。資産・地域・銘柄の分散と組み合わせると、複数の角度からリスクを抑えられます。
解説詳細
時間分散は「買う時期」を分ける
正解はAです。分散投資には、何を分けるかによっていくつかの種類があります。時間分散とは、投資するお金を一度にまとめて投じるのではなく、購入のタイミングを複数の時期に分けて少しずつ買っていく方法です。これにより、たまたま高いときにすべてを買ってしまう高値づかみのリスクを和らげ、長い目で見た平均購入価格を平準化する効果が期待できます。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「複数の国・地域に分ける」は地域分散(国際分散)の説明であり、時間分散ではありません。Cの「複数の資産クラスに分ける」は資産分散の説明で、株式・債券・不動産など種類の異なる資産に配分することを指します。Dの「複数の銘柄に分ける」は銘柄分散の説明です。いずれも有効な分散ですが、「いつ買うか」という時間軸で分けるのは時間分散だけであるため、Aのみが時間分散に該当します。