Q.
EBITDA の頭文字 A(Amortization)が主に表す費用はどれか。
解説まとめ
正解は D です。EBITDA の D は有形固定資産の減価償却(Depreciation)、A は無形固定資産の償却(Amortization)を指します。のれんやソフトウェアなどの償却費が A に当たります。D と A を合わせて足し戻すのが EBITDA です。
ポイント
この問題が問うのは、D と A の区別です。Depreciation は形のある資産、Amortization は形のない資産の費用配分という違いがあります。EBITDA では両方を足し戻すため、無形資産の償却を見落とさないことが、正しい足し戻しのポイントになります。
ワンポイントアドバイス
財務諸表の注記で、減価償却費(有形)とのれん等の償却費(無形)が別々に載っていないか確認してみましょう。両方を拾って足し戻すと、EBITDAの算定漏れを防げます。DとAを別建てで意識する習慣が、足し戻しの精度を高めます。
解説詳細
Aは無形固定資産の償却
EBITDA の A は Amortization の頭文字で、のれんやソフトウェア、特許権といった無形固定資産の取得原価を期間配分する償却費を指します。これに対して D(Depreciation)は、建物や機械などの有形固定資産の減価償却費です。EBITDA では、この有形・無形両方の償却費を利益に足し戻します。
ほかの選択肢が誤りである理由
A の有形固定資産の減価償却費は D(Depreciation)の側で、A(Amortization)ではありません。B の棚卸資産の評価損や C の貸倒引当金繰入額は、固定資産の償却とは別種の費用で、EBITDA の A が指すものではありません。無形固定資産の償却費を挙げた D が、Amortization の説明として正しく、正解になります。