CACを悪化させずに「獲得効率(LTV/CAC比など)」を高める打ち手として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。CVRの高い導線や相性の良いチャネルに予算を寄せればCACを抑えられ、継続(リピートや解約防止)の施策でLTVを伸ばせば、LTV/CAC比という獲得効率が高まります。分子(LTV)を伸ばし分母(CAC)を抑える、両面の打ち手です。A・B・Cはいずれも効率を悪化させやすい方向です。
ポイント
獲得効率(LTV/CAC比)を高めるには、「CACを下げる」か「LTVを上げる」か、その両方を狙います。効率の良いチャネルへの集中とCVR改善でCACを抑え、継続施策でLTVを伸ばす、という両面作戦が王道です。件数だけを追う発想と切り分けましょう。
ワンポイントアドバイス
効率改善に取り組むときは、「コストを下げる打ち手」と「価値を伸ばす打ち手」を一覧で並べてみましょう。CVR改善やチャネル選別でCACを抑えつつ、オンボーディングや継続施策でLTVを伸ばすと、比が着実に改善します。片方だけでなく両輪で考えるのが効果的です。
解説詳細
分子を伸ばし分母を抑える両面作戦
獲得効率を示すLTV/CAC比を高めるには、分母のCACを抑えるか、分子のLTVを伸ばすか、理想的には両方を同時に狙います。CVRの高い導線や相性の良いチャネルへ予算を寄せれば、同じ予算でより多く・より安く獲得でき、CACが下がります。さらにオンボーディングや継続利用を促す施策で解約を防ぎ、リピートを増やせばLTVが伸びます。この両面の打ち手が、効率を着実に押し上げます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aは「ターゲットを問わず広く配信する」としていますが、相性の悪い相手にも配信するとCVRが下がってCACが上がり、効率は悪化しやすくなります。Bは「効率の悪いチャネルに厚く配分する」としていますが、これは明らかにCACを押し上げる方向で逆効果です。Cは「客単価や継続を度外視し件数だけを最大化する」としていますが、LTVを犠牲にして件数を追えばLTV/CAC比はむしろ悪化します。Dのように、CACを抑えつつLTVを伸ばす両面の打ち手が、獲得効率を高める正攻法です。