Q.
「LTV/CAC比」の意味と読み方の説明として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。LTV/CAC比は、獲得コスト1に対して生涯でどれだけの価値を生むかを示す比率で、比が大きいほど投資効率が良いことを意味します。比が1を下回ると獲得するほど赤字になりやすい状態です。Aは赤字の向きが逆、Bは比をコストの絶対額と誤解、Cは大小の解釈が逆です。
ポイント
LTV/CAC比は「かけたコストの何倍の価値が返るか」という効率の比率です。1を境に、上回れば獲得が利益を生み、下回れば獲得するほど損をしやすい、と読みます。絶対額ではなく「倍率」を見ている点が重要です。
ワンポイントアドバイス
獲得施策を評価するときは、LTV/CAC比を計算して「1を超えているか」をまず確認しましょう。1を割っているなら、CACを下げるかLTVを伸ばす手当てが必要です。比を継続して追うと、効率の改善や悪化に早く気づけます。
解説詳細
比が示す「投資効率」
LTV/CAC比は、1顧客の生涯価値(LTV)を獲得コスト(CAC)で割った値で、「獲得に投じたコスト1に対して、生涯でどれだけの価値が返ってくるか」という倍率を表します。比が大きいほど、少ない獲得コストで大きな価値を生んでいることになり、投資効率が良いと読めます。一般に3倍程度を一つの目安とする考え方が広く用いられますが、本質は「倍率が大きいほど効率が良い」という点です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aは「1を下回るほど儲かっている」としていますが、1を下回ると獲得コストを生涯価値で回収できず、むしろ赤字になりやすい状態なので逆です。Bは「比がコストの絶対額を表す」としていますが、比は倍率であり金額そのものではありません。Cは「小さいほど効率が良い」としていますが、比は大きいほど効率が良いので解釈が逆です。LTV/CAC比は、大きいほど効率が良い倍率の指標です。