マーケティング
ブランディング基礎問題集
Q.
POD(差別化ポイント)と POP(類似化ポイント)の関係として最も適切なものはどれか。
ポイント
まずは土俵に立つための条件(POP)を満たし、そのうえで選ばれる理由(POD)を作ります。この順序を間違えてはいけません。独自の強みばかりに目を向けても、当然の要件が欠けていれば、そもそも検討の土俵にすら上がれない、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
自社の強みを挙げる前に、「このカテゴリーで欠かせない必須要件(POP)」をきちんと満たせているかを先に確認しましょう。独自性を磨くのは、その後で十分です。土台が抜けたまま差別化だけ追いかけても効果は薄いので、まず当然の条件から点検するのが効果的です。
解説詳細
正解はBです。POP(Points of Parity、類似化ポイント)は、そのカテゴリーで「あって当然」と見なされる要件であり、これが欠けると顧客の選択肢にすら入れてもらえません。一方、POD(Points of Difference、差別化ポイント)は、競合と異なる独自の強みです。Aのように両方とも独自性とするのは誤りで、POPはむしろ横並びで満たすべき条件です。Cの価格帯やDの社内外の区別も、定義とは関係ありません。差別化は、まずPOPを満たして土俵に立ち、そのうえでPODを際立たせる、という順序で成り立っています。