Q.
次のうち、同じ意味の語を重ねた「重言(重ね言葉)」にあたるものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。「あらかじめ予約する」は、「予約」に「前もって行う」意味が含まれているため、「あらかじめ」と重なる重言です。重言は同じ意味の語を重ねた表現で、一方を削るのが簡潔さの基本です。「あらかじめ」を削り「予約する」とすれば足ります。
ポイント
重言の核心は「片方の語にもう一方の意味が含まれている」点にあります。「あらかじめ予約」「まず最初に」「頭痛が痛い」などが例です。A・B・C は意味の重なりがなく、ふつうの表現です。「この語は別の語と意味が重なっていないか」を点検しましょう。
ワンポイントアドバイス
「あらかじめ予約」「まず最初に」「各々それぞれ」のように、似た意味の語が並んでいないか見直してみましょう。重なりに気づいたら、片方を削るだけで文がすっきりします。よく使う言い回しほど重言が紛れやすいので、書いた後に確認する習慣が役立ちます。
解説詳細
重言は意味の重なりを削る対象
重言(重ね言葉)とは、同じ意味の語を重ねてしまった表現のことです。「予約」という語にはすでに「前もって押さえる」意味が含まれているため、「あらかじめ予約する」は意味が重複しています。こうした重なりは一方を削れば足り、削ることで文が短く正確になります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「明日の会議」は、「明日」と「会議」に意味の重なりがなく、ふつうの修飾です。Bの「資料を確認する」も、目的語と動詞の自然な組み合わせで重言ではありません。Cの「会議室を予約する」も意味は重なっていません。意味が重複しているのはDだけなので、重言にあたるのはDです。