Q.
大きな仕事を進めやすくするための基本的な工夫として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。大きな仕事は、そのままでは着手しにくく見通しも立てにくいため、実行できる小さな作業(タスク)に分解するのが基本です。小さく分けると、一つひとつの所要時間や順序が見えるようになり、取りかかりやすくなります。これは「タスク分解」と呼ばれる段取りの基本動作です。かたまりのまま進めようとすると、どこから手をつけるか分からなくなります。
ポイント
この問題の核心は「分解して見通しを作る」点です。大きな仕事は抽象的で、何分かかるか・何から始めるかが見えません。実行可能な単位まで割ると、見積もりも順序づけも進捗管理もできるようになります。
ワンポイントアドバイス
「大きくて手がつかない」と感じたら、それを「1回で終わる作業」の単位まで割ってみましょう。最初の一歩が小さいほど、着手のハードルは下がります。分解した中から「5分でできるもの」を一つ選んで始めると、流れに乗りやすくなります。
解説詳細
タスク分解で「見通し」と「着手」を作る
大きな仕事は、内容が漠然としているために、どれくらい時間がかかり、何から始めればよいかが見えにくいものです。これを実行できる小さな作業へ分解すると、一つひとつに所要時間の見積もりや順序づけができ、進捗も「何個終わったか」で測れるようになります。分解された最初の小さな一歩は心理的な負担が軽く、着手のきっかけにもなります。これが段取りの出発点です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「かたまりのまま一気に」は、見通しが立たず着手が遅れたり、途中で破綻したりしやすい進め方です。Bの「内容を考えず着手宣言だけ早く」は、分解という中身の準備を飛ばしているため、結局やり方が定まりません。Cの「難しい部分を飛ばして存在しないことにする」は、後で必ず問題化する先送りで、見通しを作るどころか不確実さを残します。基本はあくまで「分解して見通しを作る」ことです。