Q.
仕事を進める中で「あとでやろう」と保留しがちな作業を減らすための工夫として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。すぐ終わる小さな作業は、その場で片づけてしまうのが、保留を溜めない基本の工夫です。短時間で済む作業を後回しにすると、覚えておく負担や、再着手のたびに思い出す手間が積み重なります。即対応すれば、その負担ごとなくせます。何でも溜める・頭の中だけで覚えるのは、抜け漏れと負担を増やす逆効果のやり方です。
ポイント
この問題の核心は「小さく早く終わるものは溜めずに即処理する」ことです。保留には、覚えておくコストと再着手のコストが付きまといます。短時間で消せる作業をその場で消すと、これらの隠れコストをまとめて減らせます。
ワンポイントアドバイス
「これは2〜3分で終わるな」と思った作業は、その場で片づけてしまいましょう。後回しにして覚えておくより、今すませたほうが結局は楽です。ただし片づけに長くかかりそうな作業は、無理に割り込ませず、リストに入れて計画的に扱うのが効果的です。
解説詳細
小さな作業は「再着手コスト」を持つ
作業を保留すると、それを覚えておく負担と、後で再び思い出して取りかかる「再着手のコスト」が発生します。すぐ終わる小さな作業ほど、この再着手コストが作業そのものより重くなりがちです。そこで、短時間で終わる作業はその場で片づけてしまえば、保留に伴う負担ごと消せます。ただし時間のかかる作業まで割り込ませると本来の予定が崩れるため、対象は「短時間で済むもの」に限るのがポイントです。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「必ず翌週以降にまとめる」は、すぐ終わる作業まで先送りして保留を溜めてしまいます。Bの「頭の中だけで覚える」は、見える化を放棄しており、抜け漏れの原因になります。Cの「すべて後回しにして溜める」は、保留を減らすどころか最大化する逆効果のやり方です。保留を減らす基本は「小さくすぐ終わるものは即処理する」ことにあります。