Q.
直接税(所得税など)と間接税(消費税)における、税を負担する人と納める人の関係の違いの説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。直接税である所得税などは、税を負担する本人が自分で申告・納付します。一方、間接税である消費税は、税を負担するのは消費者ですが、それを預かって納めるのは事業者です。直接税は負担者と納付者が一致し、間接税では分かれる、という対比が核心です。
ポイント
この問題の核心は、直接税と間接税を「負担者と納付者の一致・不一致」という一本の軸で対比できる点です。所得税は本人が負担し本人が納める一致型、消費税は消費者が負担し事業者が納める分離型です。この対比を押さえると、税の構造を一段深く説明できます。
ワンポイントアドバイス
身近な税を一つ選び、「負担する人」と「納める人」を書き出して一致するか確かめてみましょう。所得税なら本人どうしで一致、消費税なら消費者と事業者でずれます。この作業を所得税・住民税・消費税で繰り返すと、直接税と間接税の違いが自分の言葉で説明できるようになります。
解説詳細
直接税と間接税の負担・納付の構造
直接税である所得税などでは、税を負担する人と税務署に納める人が同一です。つまり本人が自分の所得を申告し、自分で納付します。これに対し間接税である消費税では、税を実質的に負担するのは消費者ですが、その税を預かって国に納めるのは事業者です。負担者と納付者が一致するか分かれるかが、両者を分ける構造的な違いです。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「どちらも負担者と納付者が異なる」は誤りで、直接税では負担者と納付者が一致します。Bの「どちらも負担者と納付者が同じ」も誤りで、間接税では両者が分かれます。Cの「直接税が異なり間接税が同じ」は、直接税と間接税の説明が逆になっており誤りです。正しくは、直接税が一致型、間接税が分離型です。