Q.
所得税が課される対象として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。所得税は、個人が1年間に得た所得、つまり収入から必要な経費などを差し引いたもうけに対してかかる税です。給与・事業・利子など個人の所得が広く対象になります。会社の利益や、物の購入、財産の所有は所得税の対象ではありません。
ポイント
この問題が問う核心は、税を「誰が・何に対して払うか」で見分ける視点です。所得税のキーワードは「個人」と「所得(もうけ)」の2つです。主体が会社になると法人税、対象が消費になると消費税というように、主体と対象を確かめると税の種類は整理できます。
ワンポイントアドバイス
税の名前を覚えるときは、「主体(誰が)」と「対象(何に)」の2つをセットでメモしてみましょう。所得税なら「個人の所得」と一言で言えるようにしておくと、似た税と混同しにくくなります。給与明細の天引き項目を見て、それがどの主体・対象の税かを確かめるのが効果的です。
解説詳細
所得税の課税対象
所得税は、個人が1年間に得た所得に対して課される国税です。ここでいう所得とは、収入そのものではなく、収入から必要経費などを差し引いた後のもうけを指します。給与所得・事業所得・利子所得など、個人が得る所得を広く対象にしている点が特徴です。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「会社が事業年度に得た利益」は法人税の対象であり、主体が個人ではなく法人です。Cの「物やサービスを購入したときの支払い」は消費に対する税である消費税の対象で、所得とは別の切り口です。Dの「土地や建物を所有していること」は固定資産税のように財産の保有に着目する税の対象で、所得のもうけに対する所得税とは異なります。