Q.
ESG投資の手法のうち「ネガティブ・スクリーニング」を説明したものとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。ネガティブ・スクリーニングとは、ESGの観点から問題があるとされる特定の業種や行為を、あらかじめ投資対象から除外する手法です。「外す(除外する)」という発想が特徴です。優良企業を積極的に選ぶポジティブ・スクリーニングや、対話で促すエンゲージメントとは区別されます。
ポイント
ネガティブ・スクリーニングの核心は「除外(マイナス方向の選別)」です。良い企業を選ぶのではなく、問題のある対象を投資先から外す点が要になります。逆向きの「ポジティブ・スクリーニング(選び取る)」と取り違えないことが、つまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
ESG投資手法の名前が出てきたら、「選んで足す(ポジティブ)」のか「外して引く(ネガティブ)」のか、それとも「対話で促す(エンゲージメント)」のかで仕分けてみましょう。方向性で整理すると、似た用語を取り違えずに説明できるようになります。
解説詳細
なぜDが正解か
ネガティブ・スクリーニングは、ESGの観点から望ましくないとされる特定の業種や行為を、投資対象からあらかじめ除外する手法です。「ネガティブ」という言葉のとおり、問題のある対象を外していくアプローチです。Dの「特定の業種や行為を投資対象から除外する」は、この定義に一致するため正解になります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「ESG評価が高い優良企業を積極的に選ぶ」は、除外ではなく選び取る手法であり、ポジティブ・スクリーニングの説明です。Bの「投資先企業と対話して改善を促す」は、エンゲージメントの説明です。Cの「すべての業種にまんべんなく分散」は、ESGの観点による選別を行っていない点で異なります。除外という方向性に着目すれば、Dが正しいと分かります。