Q.
コーピング(対処法)の「引き出し」を複数持っておくことの意義として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。対処の引き出しを複数持っておくと、場面や原因の性質に応じて、その時に合った対処を選びやすくなるからです。原因を変えられるなら問題焦点型、変えにくいなら情動焦点型、というように使い分けられます。柔軟性が対処力を高めます。
ポイント
この問題の核心は、「一つの対処に固執しない」ことの利点です。状況は多様なので、同じ方法だけでは対応しきれない場面が出てきます。複数の選択肢を持つことが、行き詰まりを防ぐという点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
問題焦点型(相談・計画の見直し)と情動焦点型(深呼吸・運動・気分転換)から、自分の使える対処をいくつか書き出してリスト化しておきましょう。困ったときにリストを見れば、その場に合う方法を選びやすくなります。引き出しは多いほど心強い味方になります。
解説詳細
引き出しを複数持つ意義
ストレスの原因や場面はさまざまなので、一つの対処法だけですべてに対応するのは難しいことがあります。原因を変えられる場面では問題焦点型、変えにくい場面では情動焦点型、というように、状況に合った対処を選べるよう複数の引き出しを持っておくと、行き詰まりにくくなります。柔軟に選べることが対処力につながります。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aは「一つに絞る方が確実」としていますが、状況が変われば合う方法も変わるため、固執はかえって不利で誤りです。Bは「結局は気合い」とする根性論で、対処法を持つ意義を否定しており誤りです。Dは「増やすほど迷って難しくなる」としていますが、選択肢が増えること自体は柔軟性を高め、対処をしやすくするため誤りです。場面に応じて選べる利点を述べたCが正解です。