Q.
「傾聴」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。傾聴とは、相手の話を評価や反論をはさまずに最後まで受け止め、相手が自分の言葉で語れるように引き出す聞き方です。こちらが答えを与えるのではなく、相手の中にあるものを外に出してもらうことを大切にします。だから「受け止めて引き出す」関わりが傾聴の核心です。
ポイント
傾聴の核心は「聞く=引き出す」であって「聞く=判定する/教える」ではない点にあります。評価(A)や結論の先出し(C)、聞き流し(D)は、いずれも相手の思考を止めたり奪ったりする関わりです。つい意見を返したくなるのがつまずきどころなので、まず受け止めることを意識しましょう。
ワンポイントアドバイス
相談を受けたら、すぐに自分の考えを返す前に「なるほど、つまり〜ということですね」と一度受け止めてみましょう。相手が「そうそう」と続きを話し出したら、引き出せている合図です。受け止める一拍を置く習慣が、相手の本音を引き出す第一歩になります。
解説詳細
傾聴は受け止めて引き出す関わり
傾聴とは、相手の発言を評価・反論・先回りせずに最後まで受け止め、相手自身が自分の言葉で考えや事情を語れるように促す聞き方です。話し手が安心して話せる場をつくることで、表面的な報告だけでなく、その背景にある事実や気持ちまで出てきます。だから傾聴は「引き出す」ことに重きを置きます。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「その場で良い悪いを判定する」は評価であり、相手が萎縮して話さなくなるため傾聴とは別の関わりです。Cの「話し終わる前に結論を先に伝える」は先回りで、相手の思考を奪います。Dの「聞き流して自分の解釈でまとめる」は、相手の言葉を尊重しておらず、引き出すどころか歪めてしまいます。よって正解はBです。