Q.
提案の範囲(スコープ)に含まれない追加作業が発生し得る場合、見積での扱い方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。提案範囲に含まれない作業が起こり得るなら、それはスコープ外であり、別途追加費用または別見積になることを見積に明記します。こうしておくと、後で範囲を巡るトラブルを避けられます。無料で含める約束や、触れずに口頭処理、起きないと断言することは、いずれも後の食い違いの原因になります。
ポイント
スコープの線引きは、見積の前提条件と密接に関わります。今回の金額に含む作業と、含まない作業を明示することが要点です。含まれない部分を曖昧にすると、追加対応を無償で求められたり、逆に相手が驚いたりします。
ワンポイントアドバイス
見積には「本見積に含まない作業」を一覧で書き添えてみましょう。「〇〇は別途お見積り」と明記しておくと、追加依頼が来たときに自然に追加見積を提示でき、相手も納得しやすくなります。範囲の明示が信頼につながります。
解説詳細
スコープ外を明記する意味
提案の見積は、決められた範囲(スコープ)の作業に対する金額です。範囲外の作業が発生し得るなら、それが別途費用になると明記しておくことで、相手と提案者の認識が揃います。これにより、後から「無料でやってくれると思った」「聞いていない」という食い違いを防げます。前提条件と並ぶ、トラブル予防の記載です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの追加作業を無料で含める約束は、際限のない無償対応を招き、提案者の負担が膨らみます。Bの触れずに口頭処理は、記録が残らず後で争いのもとになります。Cの「追加作業は起きないと断言する」は、現実には起こり得る事態を否定するもので、起きたときに対応の根拠を失います。いずれもスコープ外を明記して別費用にするという適切な扱いから外れています。