Q.
「具体例」を述べたつもりで、実は具体例になっていない(抽象的な根拠にとどまっている)ものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。Dは「一般的に〜と言われています」という抽象的な一般論で、実際にあった出来事や数字を述べていません。これは具体例ではなく、根拠(理由側)の言い回しです。A・B・Cは「昨日」「新人のBさん」「先月の集計」など、検証できる実際の事実を述べており、具体例になっています。
ポイント
この設問の核心は、「実際の事実」と「一般論」を見分けられるかどうかです。「一般的に」「〜と言われている」で始まる文は、誰の・いつの事実か特定できず、具体例にはなりません。具体例は固有の出来事・数字を含む、という基準で判定しましょう。
ワンポイントアドバイス
自分が挙げた具体例が「一般的に」で始まっていないか確認してみましょう。もし一般論になっていたら、自分や身近な人の実体験に置き換えるのが効果的です。「いつ・誰が・どうなった」を言える形にすると、本物の具体例になります。
解説詳細
なぜDが正解か
設問は「具体例になっていないもの」を選ばせています。Dの「一般的に、手順書があると作業のばらつきが減ると言われています」は、特定の出来事ではなく、世間でそう言われているという抽象的な一般論です。誰の・いつの事実かが示されておらず、検証できないため、具体例ではありません。したがってDが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは「昨日、私が〜したらミスがゼロだった」という、時点と結果が特定された実際の事実なので具体例です。Bは「新人のBさんが〜3日で独り立ちした」と、固有の人物と結果を述べた具体例です。Cは「先月の集計で差し戻しが半分に減った」という、時期と数字を伴う具体例です。A・B・Cはいずれも検証できる事実であり、具体例として成立しています。