Q.
ある業界で大幅な規制緩和が予定されている。PEST 分析での捉え方として最も適切なものはどれか。
ポイント
同じ政治変化でも、自社にとって機会になるか脅威になるかは立場によって変わります。一方向に決めつけず、機会と脅威の両面から評価することが大切です。規制緩和は「誰にとっても得」とは限らない、という点を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
規制の変更を見たら、「自社は得をする側か、それとも損をする側か」を、競合の動きとセットで一度書き出してみましょう。機会か脅威かをすぐに断定せず、両面を検討してから判断すると、思い込みで好機を見落としたり、リスクを見過ごしたりするのを避けられます。
解説詳細
正解はBです。規制緩和は政府が決める政治因子であり、新規参入がしやすくなるという機会と、参入してくる競合が増えて競争が激しくなるという脅威の、両方の側面を持ちます。Aの「常に機会である」は言い切りすぎで、立場によっては脅威にもなり得ます。Cの「経済因子なので景気欄に」は分類の誤りで、規制緩和はあくまで政治の話です。Dの「自社で対応できないから書く必要はない」も誤りで、自社で統制できない外部変化だからこそ、環境変化として PEST に記載する意味があります。