Q.
議論が割れて結論が出なかった議題について、議事録での扱いとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。結論が出なかった議題は、無理に決定にせず「保留・継続協議」として記録します。さらに、誰が・いつまでに・何を検討して次回に持ち越すのかを併せて残すと、未決事項が抜け落ちません。割れた議論を勝手に決定へ変えてはいけません。
ポイント
核心は「未決を未決のまま、正しく残す」ことです。議事録は決定を作る場ではなく記録する場なので、会議で決まっていないことを書き手が決めてはいけません。保留には「次に何をするか」を添えるのが、抜け落ちを防ぐコツです。
ワンポイントアドバイス
結論が出ないまま次の議題に移りそうなときは、「この件は保留で、次回までに○○を確認、という整理でよいですか」と確認してみましょう。保留事項に担当と期限を付けておくと、次回に「あれはどうなった」と立ち消えになるのを防げます。
解説詳細
なぜBが正解か
会議で結論が出なかった以上、議事録に残せるのは「結論が出なかったという事実」と「次に何を検討するか」です。Bはこれを保留・継続協議として残し、次の検討事項まで添える扱いで、記録の正確さと引き継ぎの両方を満たします。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「多数派の意見を決定として書く」は、合意していないことを決定にすり替える捏造です。Cの「省略して何も書かない」は、検討が必要な課題を消してしまい、次回に持ち越せません。Dの「司会者の見解を結論にする」も、会議が決めていないことを書き手が決めることになり、記録の役割を逸脱します。書き手は、決まっていない事実をそのまま残すべきです。