Q.
売上が伸び悩む原因を考えるとき、MECE を踏まえた切り口の選び方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。MECE を踏まえるとは、漏れなく・ダブりなく分けることに加えて、その切り口が目的(ここでは打ち手を見つけること)に役立つかまで考えることです。「新規顧客」と「既存顧客」のように全体を過不足なく分け、かつ次の行動につながる軸を選ぶのが適切です。MECE と目的整合の両立が要点です。
ポイント
この問題の核心は、よい切り口とは「MECE であること」と「目的に役立つこと」の両方を満たすものだという点です。ただ重ならず覆えるだけでなく、So What(だから何をするか)に結びつく軸を選びましょう。
ワンポイントアドバイス
切り口の候補が複数あるときは、「この分け方で見えた結果から、次の打ち手が言えるか」を基準に選んでみましょう。打ち手に直結する軸ほど価値があります。MECE かつ行動につながるかで選ぶのが効果的です。
解説詳細
MECE と目的整合の両立
原因を考えるときは、まず全体(売上)を漏れなくダブりなく分けることが土台になります。「新規顧客の売上」と「既存顧客の売上」は重ならず全体を覆うため MECE です。さらに、この軸は「新規開拓を強めるか、既存を深掘りするか」という打ち手に直結するため、目的にも役立ちます。MECE と目的整合の両方を満たす切り口が望ましいのです。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「順不同に多く書き出す」は、漏れやダブりが整理されず、打ち手にも結びつきにくい発散にとどまります。Cの「区分の数が最も多い切り口」は、設問19で見たように粒度過剰となり目的を見失う恐れがあります。Dの「担当者の好みで分ける」は主観的で、MECE も目的整合も保証しません。MECE であり、かつ打ち手につながる軸を選ぶBが最も適切です。