スキルへの「需要」について、最も正しい説明はどれか。
解説まとめ
正解はAです。需要は固定されたものではなく、時代の流れ・技術の進歩・市場環境の変化によって大きくなったり小さくなったりします。かつて高需要だったスキルが低需要になることも、その逆もあります。需要が下がらないとか、本人だけで決められるという考え方は誤りです。
ポイント
需要は「変化するもの」だという点が核心です。今需要があるからといって将来も続くとは限らず、市場の動きを見て自分のスキルの向け先を見直し続ける必要がある、という前提を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
自分のスキルについて「数年後も同じくらい求められていそうか」をときどき考えてみましょう。世の中の変化で需要が細りそうなら、早めに需要が伸びている隣の領域へ少しずつ軸足を移していくのが効果的です。
解説詳細
需要は変化する
需要とは、市場がそのスキルや人材を求める度合いですが、市場そのものが時代とともに変化します。技術が進歩して、これまで人が行っていた作業が自動化されれば、その作業スキルへの需要は小さくなります。逆に、新しい技術や社会の変化によって新たな困りごとが生まれれば、それを解決できるスキルへの需要は大きくなります。つまり需要は固定されたものではなく、外の環境とともに増えたり減ったりするものです。したがって、正解は需要は時代や市場の変化によって大きくも小さくもなると述べた選択肢Aです。
他の選択肢がなぜ誤りなのか
選択肢Bは、一度高くなった需要は二度と下がらない、としていますが、技術や市場の変化で需要が細ることは現実に起こりますから、誤りです。選択肢Cは、需要を本人の努力だけで自由に決められる、としていますが、需要は求める市場の側が決めるものであり、本人の努力で勝手に増やせるものではありません。努力できるのは、自分のスキルを需要のある領域へ向けることです。選択肢Dは、需要がスキルの難しさだけで決まり市場と無関係だ、としていますが、難しいスキルでも求める人がいなければ需要は小さく、需要は市場と密接に関係します。