Q.
問題解決で「論点(イシュー)の設定を誤る」ことが特に重大とされるのはなぜか。最も適切なものはどれか。
ポイント
何よりもまず「正しい問いに答える」ことが先決です。問いそのものを間違えてしまうと、後工程でどれだけ精度を上げても、その誤りを救うことはできません。分析の丁寧さよりも、論点が正しいかどうかが先に問われる、という順番を意識しましょう。
ワンポイントアドバイス
分析に入る前に、設定した論点を上司や同僚に1文で見せて、「答えるべき問いは、これで合っているか」を5分で合意しておきましょう。走り出す前に問いの妥当性をすり合わせておくと、後から大きな手戻りが発生するのを防げます。最初の5分の確認が、後の時間を大きく守ってくれて効果的です。
解説詳細
正解はDです。答えるべき問い(論点)を取り違えてしまうと、その後の分析や検証がどれほど精密であっても、答えるべきでない問いに一生懸命答えることになり、成果につながりません。だからこそ論点の設定ミスは特に重大なのです。Aの「論点が違っても精度が高ければ正しい結論にたどり着ける」は、誤った問いに精密に答えても無意味なので誤りです。Bの「後で直せるので影響は小さい」も、論点の誤りは後工程すべてに波及するため、影響は小さくありません。Cの「作業時間が短くなり成果が出やすい」も、的外れな作業に時間を費やすだけで、成果は出にくくなります。