数字
資金繰り・資金調達問題集
Q.
ある月の資金繰り表で、月初の繰越現金が300万円、当月の現金収入が500万円、当月の現金支出が650万円だった。月末の繰越現金はいくらか。
解説まとめ
正解はAの150万円です。月末の繰越現金は「月初繰越+当月収入−当月支出」で求めます。300万円+500万円−650万円=150万円となります。当月は収入500万円に対し支出が650万円で、150万円の支払い超過ですが、月初の繰越300万円があるため、差し引き150万円が翌月へ繰り越されます。
ポイント
資金繰りの計算式は「期首残高+収入−支出=期末残高」という単純な足し引きです。難しいのは式ではなく、収入・支出に何を入れるか(現金主義)です。今回は数字がそのまま現金の動きとして与えられているので、順番に加減するだけで残高が出ます。
ワンポイントアドバイス
毎月この「繰越+収入−支出」を表の一番下に置いておくと、翌月の月初繰越がそのまま前月の月末残高として連結されます。月をまたいで残高が一本の線でつながるので、どの月で現金が細るかを先読みできます。表計算なら一度式を組めば自動で連動します。
解説詳細
計算の手順
求める月末繰越現金は、月初の繰越現金に当月の現金収入を足し、当月の現金支出を引いて算出します。式に当てはめると 300+500−650 = 150 となり、月末の繰越現金は150万円です。当月単体では収入500万円−支出650万円=マイナス150万円の収支ですが、月初の繰越300万円がこれを吸収して、最終的に150万円が残ります。
誤答が生まれる理由
Bの250万円は、計算のどこかで支出か収入を取り違えたときに出やすい数字です。Cの450万円は月初繰越と当月収支のマイナス分(300−(−150)など)を誤って足し引きした場合に出ます。Dの800万円は月初繰越300+収入500だけを足し、支出650を引き忘れた結果です。支出を最後まで差し引く点を忘れないことが、正答への鍵になります。