Q.
損益計算書(PL)が表しているものとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。損益計算書(PL)は、一定期間における収益と費用、そしてその差額である利益、すなわち経営成績を表すフローの表です。会計期間にどれだけ稼ぎ、どれだけ使い、いくら残ったかを示します。一時点の残高や現金の増減、将来の予測とは役割が異なります。PLは「期間の成績表」です。
ポイント
PLは一定期間の成績を表すフローの表で、一時点の残高を写すBSと対になります。収益から費用を差し引いて利益を計算する構造で、「どれだけもうかったか」を段階的に示します。BSが時点、PLが期間、という対比を最初に押さえることが読み違い防止の核心です。
ワンポイントアドバイス
PLを読むときは、まず対象期間(事業年度)を確認し、「この期間でどれだけ稼げたか」という視点で数字を追ってみましょう。期間を意識すると、BSの残高と混同しなくなります。収益・費用・利益の三層を上から順に追うのが効果的です。
解説詳細
PLは期間の経営成績を表す
損益計算書は、ある会計期間に発生した収益(売上などの稼ぎ)と費用(原価や経費などの使い)を集計し、その差額として利益を計算する表です。期間の活動の結果を映すため「フローの表」と呼ばれ、会社がその期間にどれだけ成果を上げたかを段階的に示します。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの一時点の残高は、貸借対照表(BS)が表すものです。Bの一定期間の現金の増減は、キャッシュフロー計算書(CF)が示します。Cの将来の予測計画は、確定した実績ではなく計画資料であり、過去の成績を集計するPLとは性質が異なります。時点・現金・予測との取り違えに注意します。