Q.
営業利益が 800、当期の減価償却費が 200 の企業について、簡便計算で EBITDA を求めるといくらか。
解説まとめ
正解は C です。簡便計算では「EBITDA = 営業利益 + 減価償却費」で求めます。800 + 200 = 1,000 となります。減価償却費は引くのではなく足し戻す点に注意しましょう。
ポイント
この問題が問うのは、足し戻しの方向を正しく扱えるかです。減価償却費はすでに営業利益の中で費用として引かれているので、EBITDA を出すときは「足す」のが正解です。引いてしまうと 600 になり、方向を取り違えた誤答に落ちます。
ワンポイントアドバイス
計算の前に「足すのか引くのか」を一言で確認してから手を動かしてみましょう。減価償却費は非現金費用なので足し戻す、と決め打ちすれば符号ミスを防げます。符号を声に出して確認する癖が、EBITDA計算の取り違えをなくします。
解説詳細
営業利益に減価償却費を足し戻す
簡便計算では、EBITDA は営業利益に減価償却費(および無形固定資産の償却費)を足し戻して求めます。営業利益 800 にはすでに減価償却費 200 が費用として差し引かれているため、その 200 を足し戻すと 800 + 200 = 1,000 になります。これがこの企業の EBITDA です。
ほかの選択肢が誤りである理由
A の 600 は、足すべき減価償却費を逆に引いてしまった値で、方向の取り違えです。B の 800 は営業利益そのままで、減価償却費を足し戻していません。D の 1,600 は営業利益を二重に数えるなど、根拠のない計算です。出題された数値で正しく足し戻すと 1,000 になるため、正解は C です。