Q.
共感で集めた観察データから、ユーザーの行動・発言・思考・感情を整理して全体像をつかむために使われる代表的なツールはどれか。
解説まとめ
正解はAです。共感マップは、ユーザーが「言ったこと・行ったこと・考えていること・感じていること」などの軸で観察結果を書き出し、人物像を立体的に整理する道具です。発言と行動の食い違いや、表に出ない感情を可視化できます。共感段階の理解をチームで共有するのに役立ちます。
ポイント
共感マップは「ユーザーの内面と外面を分けて並べる」点が核心です。とくに「言っていること」と「実際にしていること」のズレに注目すると、本人も気づいていない本音やニーズの手掛かりが見つかります。
ワンポイントアドバイス
インタビューや観察を終えたら、共感マップの枠を大きく描き、付箋を貼っていきましょう。「言った」欄と「行った」欄を見比べて矛盾を探すと、深掘りすべき問いが浮かびます。チーム全員で同じマップを囲むと、理解のズレも揃うので効果的です。
解説詳細
共感マップは内面・外面を整理する道具
共感マップは、ユーザーの観察データを「Says(言ったこと)」「Does(行ったこと)」「Thinks(考えていること)」「Feels(感じていること)」などの区画に整理し、人物像を立体的に描くツールです。Aはこの用途に合致するため正解です。とくに発言と行動の不一致は、潜在的なニーズや本音を探る重要な手掛かりになります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの損益分岐点グラフは費用と売上の関係を見る財務分析の道具で、ユーザー理解の整理には使いません。Cのガントチャートは作業の工程と時間を管理する道具です。DのSWOT分析は自社や事業の強み・弱み・機会・脅威を整理する戦略フレームで、いずれも共感段階のユーザー観察を整理する目的には合致しません。