Q.
ビジネスにおける「意思決定」を最もよく説明しているものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。意思決定とは、複数の選択肢(代替案)の中から、目的に照らして1つを選ぶ行為を指します。選ぶ対象となる候補が複数あり、何を達成したいかという目的に照らして比べる、という2点が核心です。AやCやDは、選択肢を比べて選ぶという要素を欠いているため、意思決定の説明としては不十分です。
ポイント
意思決定の本質は「選択肢」と「目的」がそろっていることです。候補が1つしかなければ選ぶ余地がなく、目的がなければ何を基準に選ぶかが定まりません。この2要素を意識すると、単なる思いつきや指示への追従と意思決定を区別できます。
ワンポイントアドバイス
何かを決める前に、「いま候補はいくつ挙がっているか」と「何のために選ぶのか」を口に出して確認してみましょう。候補が1つしかない場面では、まず別の案を1つ足してから比べると、決定の質が上がりやすくなります。
解説詳細
なぜBが正解か
意思決定は、目的を達成するために用意した複数の代替案を比較し、その中から1つを選び取る行為です。比較の対象となる選択肢の集合と、良し悪しを測るものさしとなる目的の2つがそろって初めて「決める」という行為が成立します。Bはこの「複数の選択肢」「目的に照らす」「1つを選ぶ」という3要素を含んでおり、定義と一致します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「思いついたことをすぐ実行する」は、候補を比べる過程が抜けており、選択ではなく反射的な行動です。Cの「上司の指示にそのまま従う」は、選ぶ主体が自分ではなく、選択肢を検討してもいないため意思決定とは呼べません。Dの「出来事を後から記録して振り返る」は、すでに起きたことの整理であって、これから何を選ぶかという未来の選択ではありません。いずれも「複数の選択肢から目的に照らして選ぶ」という核を欠いています。