Q.
取引先の信用調査における「定量情報」にあたるものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。定量情報とは、決算書や財務指標のように数値で把握できる情報を指します。自己資本比率や流動比率、売上・利益の推移などが代表例です。数字で表せるため、支払能力を客観的に比較・判断しやすいという特徴があります。
ポイント
信用調査は「定量」と「定性」の両輪で行います。定量は支払う力(能力)を数字で測る側面です。財務指標や決算数値といった、数で表せるものが定量に分類される、という線引きを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
取引先の決算書を見る機会があれば、まず自己資本比率と売上の推移だけでも追ってみましょう。数字の傾向は支払能力の変化を早く教えてくれます。定量情報を継続して見る癖が、与信判断の土台になります。
解説詳細
なぜAが正解か
定量情報は、決算書・財務諸表から得られる数値情報です。自己資本比率や流動比率、売上高や利益の推移は、いずれも数字で表され、支払能力を客観的に評価する材料になります。Aはこの定量情報に該当します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの経営者の人柄や評判、Cの老舗としての評価、Dの担当者の対応の丁寧さは、いずれも数値化しにくい「定性情報」です。これらは支払意思や事業の継続性を推し量る材料にはなりますが、数字で測る定量情報ではないため誤りです。