Q.
工場の機械を動かすために使った電力料(電気代)は、製造原価の費目別分類ではどれに該当するか。
解説まとめ
正解はDです。工場の電力料は、モノの消費でもヒトの消費でもなく、材料費・労務費以外の消費なので経費に分類されます。電力・ガス・水道などのユーティリティや、減価償却費・賃借料・保険料なども経費です。製造に使った電気代は経費として原価に算入します。
ポイント
この問題の核心は「経費=材料費・労務費以外の製造原価」という消去法の定義です。つまずきどころは、電気を“モノ”と考えて材料費にしてしまう点です。電力は計測して使う役務(サービス)の消費なので、材料費ではなく経費になります。
ワンポイントアドバイス
工場でかかるお金を見たとき、「モノでもヒトでもないな」と思ったら経費を疑ってみましょう。電気・水道・家賃・保険・機械の減価償却費などは経費の代表例です。3費目を消去法で当てはめると、判断がぶれにくくなります。
解説詳細
経費の位置づけ
経費は、材料費でも労務費でもない製造原価の受け皿です。電力料・ガス代・水道料、減価償却費、賃借料、保険料、修繕費、外注加工賃などが含まれます。製造のために消費したサービスや設備の費用は、ここに集まります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの材料費は物品(素材・部品など)の消費であり、電力は物品ではないため当てはまりません。Bの労務費は人への賃金などで、電気代とは別です。Cの販売費は製品を売るための費用で、製造に使う工場の電力料とは区別されます。製造用の電力料はモノ・ヒト以外の消費なので経費です。