Q.
「コスト」に含まれるものの考え方として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。コストとは、支払う現金だけでなく、その活動に費やす時間・人手・手間といった見えにくい負担も含めた、投入する資源の総体です。社員が使う時間にも人件費という費用がかかっているため、無料ではありません。お金として外に出ていく支出だけを数えると、本当のコストを見誤ります。
ポイント
コストを「現金支出だけ」と狭くとらえると、時間や手間という大きな負担を見落とします。とくに社内の人が動く時間は、領収書が出ないため見過ごされがちですが、立派なコストです。見えにくいコストまで含めて数えることが、正しい費用対効果の出発点になります。
ワンポイントアドバイス
ある仕事のコストを考えるとき、「お金」だけでなく「誰が何時間使うか」も書き出してみましょう。社内の作業時間も人件費として金額に換算すれば、見落としていた負担が浮かび上がります。見えにくいコストを表に出すことが、本当の費用対効果を見る第一歩です。
解説詳細
コストは「投入する資源すべて」
コストとは、ある活動のために投入する資源の総体です。現金での支払いはその一部にすぎず、社員が費やす時間、動く人手、調整の手間なども含まれます。とくに社内の作業時間は領収書が出ないため見落とされがちですが、人件費という費用が確かに発生しています。これらの見えにくい負担まで含めて数えてはじめて、その活動の本当のコストが分かります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Bの「現金で支払った金額だけ」やDの「領収書が出るものだけ」は、時間や人手という見えにくいコストを切り捨てているため、コストを過小に見積もってしまいます。Cの「社員の時間は無料」は典型的な誤解で、社員が動けば人件費が発生します。見える支出だけでなく、見えない負担まで含めて考えるAが正しい考え方です。