数字
キャッシュフロー問題集
Q.
営業CFを「間接法」で作成するとき、計算の出発点となる金額として最も適切なものはどれか。
ポイント
間接法は「利益スタート」で考えます。税引前当期純利益から始めて、非現金費用や運転資本の増減を調整し、現金の増減へと直していきます。売上や残高ではなく、利益が出発点になる、という流れを覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
間接法の表を読むときは、一番上の利益と、一番下の営業CFの差に注目してみましょう。この差こそが「利益と現金のズレ」そのものです。差が大きい月は、売上債権や在庫など、どの要因がズレを生んでいるのかを確認すると、資金の実態がつかめます。
解説詳細
正解はCです。間接法では、PLの税引前当期純利益を出発点に置き、そこから減価償却費などの非現金費用や、運転資本の増減を加減して営業CFを求めます。つまり「利益スタート」で計算を進めるのが間接法の特徴です。Aの売上高は、利益を計算する手前の金額であり、出発点ではありません。Bの期首の現金残高は、最終的に期末残高を出すときに使う数字で、営業CFの計算の起点ではありません。Dの期末の純資産も、BSの残高であって、間接法の出発点とは別物です。