Q.
他の条件が一定のとき、CACを上げてしまう要因として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。広告の入札単価が上がると、同じ予算でも獲得できる顧客数が減るため、コスト÷顧客数で計算するCACは上昇します。AのCVR上昇やBの効率チャネルへの集中はCACを下げる方向、DのLTV伸長は回収側の指標で、CACの分子・分母には影響しません。
ポイント
CACは「コスト÷獲得顧客数」なので、分子(コスト)が増えるか、分母(顧客数)が減るとCACは上がります。入札単価の上昇は、同じ予算で取れる顧客が減る=分母が縮むため、CACを押し上げます。「分子が増える/分母が減る」の視点で要因を整理しましょう。
ワンポイントアドバイス
CACが上がったときは、「コストが増えたのか、獲得数が減ったのか」をまず切り分けてみましょう。入札単価の高騰なら出稿先や時間帯の見直し、CVR低下なら導線の改善、と打ち手が変わります。原因の所在を特定してから対策を打つのが効果的です。
解説詳細
CACが上がるメカニズム
CACは「総コスト ÷ 新規顧客数」で計算されるため、分子のコストが増えるか、分母の獲得顧客数が減るとCACは上昇します。広告の入札単価(クリック単価など)が上がると、同じ予算で表示・誘導できる量が減り、結果として獲得できる顧客数が減ります。コストが据え置きでも分母が縮むため、CACは押し上げられます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「CVRが上がる」は、同じ流入でより多く成約するため獲得顧客数(分母)が増え、CACは下がる方向です。Bの「効率の良いチャネルへ予算を寄せる」も、安く取れるチャネルへ配分するためCACを下げます。Dの「LTVが伸びる」は獲得後の収益性の話で、CACの分子・分母のどちらにも入らないため、CACの値そのものは変わりません。CACを上げるのは、コスト増または獲得数減につながるCのような要因です。