Q.
簿記でいう「借方」と「貸方」の位置として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。簿記では、借方は必ず左側、貸方は必ず右側に記入すると決まっています。これは「借りる・貸す」という日常の意味とは関係なく、位置を表す約束ごとです。左が借方・右が貸方、とそのまま覚えてください。
ポイント
この問題の核心は、借方・貸方を言葉の意味で考えないことです。「借方だから借金」のように意味で理解しようとすると混乱します。あくまで左右の位置を示すラベルだと割り切るのが、つまずきを避けるコツです。
ワンポイントアドバイス
覚えにくいときは「かりかた(借方)の『り』は左にはらう、かしかた(貸方)の『し』は右にはらう」と字の形で結びつけてみましょう。位置さえ固定できれば、各要素の増減をどちらに書くかという次の段階に進みやすくなります。
解説詳細
なぜAが正しいのか
複式簿記では、1つの勘定口座を左右に分け、左側を借方、右側を貸方と呼びます。これは記録上の位置を示す約束であり、お金を借りた・貸したという意味とは直接結びつきません。すべての仕訳は、この左(借方)と右(貸方)に同額を書き分ける形で表現されます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bは借方と貸方の左右が逆になっているため誤りです。Cの「上側・下側」は、借方・貸方が上下で区別されるとしている点で誤りで、簿記の区別は左右です。Dの「同じ中央の欄」は、そもそも借方と貸方を区別しないことになり、左右に分けて記録する複式簿記の基本に反するため誤りです。